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【若手必見】これだけは押さえろ!親方・先輩に可愛がられる「報・連・相」の極意2025.07.07

【若手必見】これだけは押さえろ!親方・先輩に可愛がられる「報・連・相」の極意

「もっと早く言ってほしかったな…」 「えっと、何が言いたいんだろう?」

現場で一生懸命に頑張っているのに、親方や先輩からこんな風に言われて、少し落ち込んでしまった経験はありませんか?

「ちゃんと報告したつもりなのに…」 「どう話せばいいか、分からなくて…」

そんな経験のある方に、ぜひ知っていただきたいことがあります。実は、ほんの少しのコツで、あなたの「報・連・相」は劇的に改善されるのです。

報・連・相は、単なる義務ではありません。安全に、そして効率よく仕事を進めるための、最高のコミュニケーションツールであり、あなた自身を守るための大切なスキルでもあります。

このコラムを読めば、明日からあなたを見る親方や先輩の目が変わるかもしれません。「お、この人は分かっているな」と一目置かれる、報・連・相の極意をご紹介します。

報告の極意:「結論から」で、できる若手をアピールしましょう!

最も大切なことは、報告は「結論」から伝えることです。 忙しい親方や先輩は、話の背景から聞くよりも、まず何が起きたのかを素早く把握したいと思っています。

【少し残念な例】 「お疲れ様です。先ほどA社に納品する資材の件なのですが、トラックで向かっていたところ、16号線が事故渋滞で全く動かなくなってしまって…それで、少し到着が遅れてしまうかと思いまして…」 (話が長めで、何が起きたのかすぐに分かりにくいかもしれません)

【良い例】 「お疲れ様です!【ご報告です】A社への資材納品が、30分ほど遅れる見込みです。**原因は16号線の事故渋滞です。A社には一度連絡を入れますが、今後の作業について指示をいただけますでしょうか?」

どちらが分かりやすいかは、一目瞭然ですね。

報告のポイント

  1. 結論を先に:「~が完了しました」「~で問題が発生しました」「~が〇〇分遅れます」
  2. 次に経緯・理由:「理由としては~だからです」
  3. 自分の意見・指示を仰ぐ:「次は〇〇の作業に入ってよろしいでしょうか?」「指示をお願いいたします」

これを意識するだけで、「話が分かりやすい人」という印象に変わっていきますよ。

連絡の極意:「関係者全員に」「早めに」が鉄則です!

連絡の目的は「情報の共有」です。自分だけが知っていても、チームで動く現場では十分ではありません。

「資材が足りなくなりそう…でも、まだ大丈夫かな」といった自己判断は、時に大きなトラブルに繋がることも。「かもしれない」の段階で連絡するのが、仕事のできる人の進め方です。

【少し残念な例】 (夕方になって)「すみません、あのボルト、今日の分で全てなくなりました…」 (もっと早く分かっていれば…!全員の作業が止まってしまう可能性があります)

【良い例】 (午前中のうちに)「【ご連絡です】午後の作業で使う〇〇のボルトですが、このペースだと夕方までに足りなくなるかもしれません。お時間のある時に、在庫を確認していただけないでしょうか?」

この一本の連絡があるだけで、誰かが倉庫を確認したり、発注をかけたりと、先回りして動くことができます。結果として、作業が止まる最悪の事態を防げるのです。

連絡のポイント

  • 誰に伝えるべきか:その情報を必要としているのは誰かを常に考えましょう。
  • いつ伝えるか:問題が起きてからではなく、「起きるかもしれない」という早めの段階で。
  • 5W1Hを意識する:「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「なぜ」「どのように」を簡潔に。

「念のため連絡しておこう」という習慣が、現場全体の流れをスムーズにしてくれます。

相談の極意:「丸投げ」はNG!「自分の考え」を持って行きましょう

分からないことを聞くのは、とても大切なことです。しかし、聞き方一つで、あなたの評価は大きく変わる可能性があります。最も避けたいのが「思考停止の丸投げ」です。

【少し残念な例】 「お疲れ様です。この図面がよく分からないのですが、どうしたらいいでしょうか?」 (どこがどう分からないのか、少しでも自分で考えたことはあるのか、相手を困らせてしまうかもしれません)

【良い例】 「【ご相談です】この図面のAの部分についてですが、BとC、2つのやり方があると考えています。自分としては効率の良いBで進めたいのですが、強度面で問題ないか、ご意見をいただけますでしょうか?」

「どうしたらいいですか?」と聞く前に、まず自分で考えてみること。たとえその考えが完璧でなくても構いません。「ここまで自分で考えたのですが…」という姿勢が、あなたの成長意欲を示す何よりの証拠になります。

相談のポイント

  1. 現状を整理:何に困っているのか、どこが分からないのかを明確にします。
  2. 自分の仮説を持つ:「自分はこう思います」「A案とB案があります」など、まず自分の考えを示します。
  3. アドバイスを求める:「この考えで合っていますか?」「どちらが良いと思われますか?」

忙しい先輩の時間をもらうのですから、敬意を払い、「教えたい」と思ってもらえるような聞き方を心がけましょう。


最後に

報・連・相は、面倒なルールではなく、あなたが現場で信頼され、気持ちよく働くための大切なスキルです。

最初はうまくいかなくても大丈夫です。今回ご紹介した「結論から」「早めに」「自分の考えを持つ」という3つのポイントを意識して続けるだけで、きっと周りの見る目は変わってきます。

さあ、明日から早速、親方への最初の報告で「結論から」を試してみてはいかがでしょうか。その一歩が、あなたを「できる人」へと成長させてくれるはずです。応援しています!



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